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偽造キャッシュカードによる不正引き出し相次ぐ

中銀で不正引き出し相次ぐ 偽造カード対策に懸命
岡山県内金融機関IC導入や静脈認証

キャッシュカードの偽造・盗難防止を呼び掛けるちらし=岡山市丸の内、中国銀行本店
 中国銀行(岡山市)で昨年末から、偽造キャッシュカードによる現金の不正引き出し事件が相次いだ。顧客は県内の高齢者が大半で、被害総額は判明分で11件、約1800万円。事案を公表していない金融機関を考えると、全国では「氷山の一角」との見方も強い。偽造カードなどの被害補償を盛り込んだ昨年2月の預金者保護法施行もあり、各金融機関は対策に懸命だ。

 中銀の11件は昨年12月下旬から今年2月上旬までに続発した。息子や孫を名乗り、電話で「宝くじが当たったので振り込む」「手元にまとまった金があるので預かってほしい」と口座番号や暗証番号を聞き出す手口。そのデータを基に偽造カードを作ったとみられ、東京や札幌のコンビニATMで何者かが現金を引き出していた。

 預金者保護法では預金者側に落ち度がない場合、偽造や盗難によるカード被害を原則として金融機関側に全額補償するよう規定している。

 これを受け、金融機関には徹底した対策が求められている。

 中銀は昨年末から、ATM取引の利用時間・場所を顧客が選択できる独自のシステムを導入。県内に9店ある広島銀行(広島市)は2005年から、手のひらの静脈による生体認証カードを取り扱っている。

 またトマト銀行(岡山市)を含め、多くの金融機関で偽造しにくいICカードを導入。不自然な引き出しがある場合は顧客に通知している。

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2007年04月13日 16:30に投稿されたエントリーのページです。

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